19.膀胱炎

夜、菜々がトイレシートにしたおしっこの色がおかしい。
少しピンク、これって血尿?はじめての経験でした。
膀胱炎かストルバイト結石になりかけてるのかな。
その後10時過ぎにしたおしっこは普通の色でした。

友人からお腹をドライヤーで温めてレメディを飲ませたらいいとアドバイスをもらいました。
もう眠そうだったのでお湯で溶かしたゴートミルクにレメディを2、3滴垂らして飲ませました。
これで身体があったまった菜々は安眠した様です。

今朝のおしっこも普通通りで元気。
とりあえず朝食抜きで病院へ行きました。
まずレントゲン。
腎臓にも膀胱にも結石や結晶は見当たらず 膀胱炎でしょうとの事でした。
血尿を止める分、細菌を殺す分の2本の注射をして 飲み薬の抗菌剤(タリビット)が1週間分出されました。

血尿のついたトイレシートも一応見せたけど おしっこ自体を持って行くと色々な検査が出来るし、おしっこする直前だったらお腹のエコー検査も出来るそうです。

若い獣医さんはこれだけ元気で食欲もあれば(言ってませんけど)大丈夫ですよと言ってくれました。
膀胱炎について、冬だからなりやすいのかお聞きすると
「年中起こります。気をつけないと生活習慣病になる。そうなるとフードをまるごと替えたりしないといけなくなります。
とにかくストレスをためない様にして下さい」と言われました。

最近菜々のおしっこの回数が増えていました。
以前は散歩中1回だったのが2、3度小分けする。家の中でもちょこちょこしていたのに何も疑わいませんでした。
やはりおしっこを我慢させたりものすごく寒い思いをさせるのは良くないと反省。

菜々のお肉の量は一日80〜100g。
友人からご飯にお肉がすくなく野菜類が多いと、膀胱内がアルカリに傾きすぎて膀胱炎を発症しやすい下地にはなると聞いて ついつい目分量になっていたお肉の重さを測ってみました。
ぎゃあ、半分の20gしかない。
ごめん菜々。
いきなりお肉が倍量になった菜々は嬉しそうです。

体重は5.8kg、年末より300g減っています。
ボディが締まってきたのならいいけど栄養不足なら問題ね。まずは免疫力アップね。
膀胱炎の薬は『タリビット』という合成抗菌剤。
抗生物質に匹敵するほどの効力を持つように合成された化学療法剤で 細菌を直接殺す作用がある。
化膿菌や、淋菌、大腸菌、赤痢菌、緑膿菌、インフルエンザ菌その他腸内細菌に効力があり、感染症にも幅広く用いられる。
副作用は嘔吐、アレルギーなど。
菜々の場合は食欲増進の様です。
もともとよ食べるけど 台所にちょっと立っただけで離れようとせず 懇願の目でじ〜っと見つめてます。

薬は1日一粒をご飯に混ぜる。
ところがこの黄色の薬だけ ちゃんとお皿に残っています。
仕方ないからおやつにくっつけたら嬉しそうに食べました。
それから今夜で3日目、まだ薬だけちゃんと食べ残します。
う〜ん、こんなワル知恵は簡単に思いつくらしい。
明日からは粉にするもんね。

膀胱炎になって1週間、今日は朝1番のおしっこを摂って病院に行きました。
菜々の尿検査は、ストルバイト結晶はなかったけど ph(ペーハー)値が7.5と少し高め。
標準は6.5位だそうです。
まだアルカリに傾いているから 弱酸性にもっていかないとね。

時々家で測る事にしました。
獣医さんからは自宅で正確に測るのは難しいかもしれないって言われたけどやらないよりいい気がするから。
朝一番のおしっこがいいらしい。
さっそくトイレシートのほやほやおしっこに浸してみると・・・あっという間に色が変わった。
今日は6.8。
6.0〜7.0ならOK。
弱酸性のおしっこ目指そうね。

その後菜々のph値は下がり、6.0〜6.4あたりで落ち着きました。
ちょっと低めの菜々です。